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柴犬の室内飼いは後悔する?メリット・デメリットを比較!

「子どもが柴犬を飼いたがっているけど、初めてで不安…」
「柴犬の抜け毛ってすごい?掃除が大変そう…」
「家族が柴犬よりも他の犬種を推していて、説得できるか心配…」

このようなお悩みをお持ちではありませんか?

柴犬は忠実で家族向けの犬種ですが、「初心者でも飼いやすいのか」「家族全員が納得できるか」 という点で不安を感じる方も多いですよね。

そこで本記事では、柴犬は室内飼いに向いている?メリット・デメリットを比較・解説します!

  • 柴犬の室内飼い、メリットとデメリットの比較
  • 柴犬と快適に暮らすための部屋づくり
  • 柴犬の抜け毛とアレルギー対策
  • 子どもと楽しめる柴犬の運動と遊び
  • 柴犬を飼う前に知るべき大切なこと

最近では柴犬の室内飼いが主流になっており、正しい知識があれば初心者でも安心して飼うことができます。

デメリットもお伝えするので、この記事を読めば「家族全員が納得して飼えるのか」が判断ができるようになりますよ。

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柴犬の室内飼いは後悔する?メリット・デメリットを比較

柴犬がソファの上で寝転がっている

柴犬を室内で飼うことには、「家族との距離が縮まりやすい」「健康管理がしやすい」 などのメリットがあります。

しかしその一方で、「抜け毛が多い」「ストレスが溜まりやすい」 などのデメリットもあります。

メリットデメリット
家族との距離が縮まりやすい
健康管理がしやすい
天候に左右されず快適
抜け毛対策が必要
におい対策が必要
ストレスが溜まりやすい

柴犬を室内で飼うメリット

家族との距離が縮まりやすい
健康管理がしやすい
天候に左右されず快適

室内飼いの柴犬は家族との距離が縮まりやすく「家族」としての実感が生まれやすいです。

特に最近は気候の変化や感染症対策から、室内で飼育される方が増加しています。

家族との距離が縮まりやすい

室内飼いにすると、柴犬と家族がふれあう時間が増え、絆が深まりやすくなります。

  • 柴犬が家族の生活リズムに慣れやすい
  • しつけやコミュニケーションがスムーズになる
  • 甘えん坊な性格になりやすく、信頼関係が築きやすい

柴犬は独立心が強い犬種ですが、室内飼いなら適度な距離感を保ちつつ、家族との絆を育てやすい環境が作れます。

健康管理がしやすい

室内飼いなら、柴犬の体調の変化や異変にすぐ気づけるため、健康管理がしやすくなります。

  • 毛の抜け具合や食欲の変化をすぐに確認できる
  • 室内の温度・湿度を管理しやすく、熱中症や寒さ対策が万全に
  • 怪我や病気の早期発見ができ、適切なケアがしやすい

柴犬の体調の変化は咳が多かったり、目をこすったりなど、注意していないと見落とす些細なものが多いです。

ですが室内飼いなら、小さな変化にも気づきやすく、健康を守りやすい環境が整います。

天候に左右されず快適

室内飼いなら、雨や猛暑・寒波などの影響を受けにくく、柴犬が一年中快適に過ごせます。

  • 夏の熱中症や冬の寒さ対策がしやすい
  • 天候が悪くても、室内で遊んで運動不足を補える
  • ノミや蚊の被害を受けにくい

柴犬は寒さには強いですが、暑さには弱い犬種です。

室内飼いなら、温度管理がしやすく、季節の影響を受けにくいメリットがあります。

柴犬を室内で飼うデメリット

柴犬がスリッパを噛んでいる

抜け毛対策が必要
ストレスが溜まりやすい
しつけが必須

室内飼いにはメリットが多いですが、デメリットもあります。

特に「抜け毛」「ストレス」「しつけ」は、多くの飼い主が直面する課題です。

抜け毛対策が必須

柴犬はダブルコートという毛を持ち、換毛期には大量の毛が抜けます

特に春と秋の換毛期は、「掃除をしても、毛が落ちている」「服やソファに毛がつく」 という悩みを持つ飼い主さんも多いでしょう。

柴犬の抜け毛対策で有効なものはブラッシングとシャンプーです。

  • 換毛期は抜け毛が多い
  • こまめなブラッシング
  • 玄関にブラシを置いておくと習慣化できる

私もアレルギーを持っているので換毛期の抜け毛の多さに困りました。

ハンディ掃除機と空気清浄機を活用し、週に2~3回の掃除を徹底することで、アレルギーの負担を軽減しています。

ブラシはファーミネーターがおすすめ。換毛期の抜け毛をしっかり取り除くことができ、部屋に落ちる毛が少なくなります。

ストレスが溜まりやすい

柴犬は活発な犬種のため、運動不足になると無駄吠えや問題行動が増える原因になります。1日2回の散歩の時間を確保しましょう。

散歩は家族の負担が偏らないよう、役割分担を考えることも大切です。

朝は夫、夕方は子どもと一緒に遊びながら散歩するなど、負担を分散する工夫をしてみましょう。

しつけが必須になる

室内飼いの場合、トイレトレーニングやハウストレーニングなどのしつけが欠かせません。外飼いなら自然に解決する部分も、室内飼いではしっかりと教える必要があります。

しつけをせずに育てていくと、飼い主との主従関係が逆転することがあります。

飼い主に吠える、噛む、場所を譲らないなど、問題行動が起きやすいので、基本のしつけを意識しましょう。

柴犬と快適に暮らす部屋づくり

柴犬を室内で飼う場合、快適で安全な環境を整えることが大切です。床の滑りやすさや抜け毛対策は、多くの飼い主が悩むポイントです。

ここでは、柴犬が過ごしやすい部屋づくりのポイントを解説します。

安全で快適な床材を選ぶ

柴犬は活発に動き回るため、滑りやすい床はケガの原因になります。

特にフローリングは滑りやすく、関節や腰に負担がかかるため注意が必要。床材は以下のポイントを考慮してください。

  • 滑りにくい素材にする
  • クッション性を考慮する
  • 掃除がしやすいことも大切

ジョイントマットを敷くと、走り回っても安心です。

クッション性があるため、足腰への負担も軽減できソファから飛び降りてもへっちゃら。

ただ汚れが落ちにくいので、掃除のしやすさも選ぶポイントです。

コルクマットやペット用タイルカーペットなどもおすすめ。

柴犬が落ち着けるスペースを作る

柴犬がベッドで寝ている

柴犬は自分の居場所を大切にします。以下の点を意識して、安心できるスペースを作ってあげましょう。

  • ケージやサークルを設置する
  • 静かで落ち着ける場所を選ぶ
  • 日中は日向ぼっこができる位置も◎

ケージに入れる際は、おやつを使って楽しい場所だと認識させることが大切です。無理やり入れると、苦手になってしまうので注意しましょう。

また、日向ぼっこできる窓際にお気に入りの布団や毛布を置くと、リラックスしやすくなります。

ソファや家具の抜け毛対策をする

  • 毛がつきにくいカバーや毛布を活用する
  • 定期的に洗濯できる素材を選ぶ
  • コロコロや掃除機でこまめに掃除する

柴犬はソファに座るのを好むことが多いですが、抜け毛が付きやすいという悩みがあります。

ソファに薄手の毛布を敷き、週に1回洗濯すると清潔を保てます。 においと抜け毛対策になり、ソファを掃除する手間が減るのでオススメです。

場所を占領されて困るという方は、柴犬専用の小さなベッドやソファを検討するのも検討しましょう。

ペット用の撥水カバーを使えば、汚れがつきにくくなるため、さらにお手入れが楽になります。

柴犬の抜け毛とアレルギー対策

柴犬の抜け毛

柴犬を室内で飼う場合、抜け毛やアレルギー、におい対策が大きな課題になります。

特に柴犬の換毛期の抜け毛は多く、掃除の手間が増えることを考慮しなければなりません。

換毛期は割り切りも大切

柴犬は春と秋に大量の毛が抜ける換毛期があります。この時期は毎日ブラッシングをしても毛が落ち続けるため、掃除が大変。

通常期はそれほど気になりませんが、換毛期は無限に抜け続けるので日々のブラッシングが欠かせません。

柴犬の抜け毛対策の基本
  • 通常期は週2~3回のブラッシングで十分
  • 換毛期は抜け毛が増えるため、毎日のブラッシングが理想
  • 掃除機と空気清浄機を併用すると清潔を保ちやすい

換毛期はブラッシングをしてもキリがないと感じることが多いです。私も最初は頑張っていましたが、ある程度割り切るようにしました。

長時間のブラッシングは柴犬の負担に。おやつを与えながらなど、工夫しましょう。

シャンプーと空気清浄機でにおい対策

空気清浄機

柴犬は体臭が強くない犬種といわれていますが、一か月もすると「そろそろかな…」と香ばしいかおりがしてきます。

室内飼いでは、リビングやソファに匂いがつかないよう、定期的なケアをしましょう。

柴犬のにおい対策
  • 月1回のシャンプーで清潔を保つ
  • 次亜塩素酸対応のペット用空気清浄機を活用
  • においの感じ方には個人差があるため、家族の意見も確認する

シャンプーは自宅で行うかサロンに任せるかの二種類があります。

一度自宅でチャレンジしてみて、負担が大きいと感じるようならドッグサロンにお願いするのがベターです。ドッグサロンは室内の清潔さとスタッフの対応が良いところを選びましょう。

においを減らしたい方はペット専用の空気清浄機がオススメ。アレルギー対策も効果があります。

アレルギーが強い場合は寝室を分ける

柴犬の抜け毛やフケはアレルギーの大きな原因になります。

アレルギーを持っている方はもちろん、将来的に発症しないよう対策しましょう。

柴犬のアレルギー対策
  • 次亜塩素酸の空気清浄機の活用
  • 適度な掃除機・ブラッシングを行う
  • アレルギーが強い場合、部屋を分けることも検討

睡眠中は特にアレルギーが悪化しやすいため、寝室は柴犬と分けるのがオススメ。

アレルギー反応が強い場合は、柴犬専用の部屋を作る、寝室に入れないルールを決めるなどの工夫も検討してみると良いでしょう。

参照:日本経済新聞『アレルギー症状、夜にひどくなる理由解明 山梨大』

子どもと楽しめる柴犬の運動と遊び

子どもが柴犬を撫でている

柴犬は活発で遊び好きですが、子どものダイナミックな遊び方は、柴犬にとって負担になることも。

無理に構われることが苦手な傾向があるため、遊ぶための工夫が必要です。

柴犬と子どもが仲良く遊ぶための基本ルール

柴犬と子どもが仲良く遊ぶためには、親が事前にルールを決めておくことが大切です。

柴犬の性格を理解し、子どもが犬との適切な接し方を学ぶことで、より良い関係を築くことができます。

親が子どもに教えるべきポイント
  • 柴犬が嫌がる遊びをしない(無理に抱っこする、しつこく追いかけるなど)
  • 遊びの時間と休憩時間をしっかり区別する
  • 食事中や寝ているときは邪魔しない
  • リードの持ち方や散歩時の注意点を教える

柴犬は甘えん坊ですが、自分のペースを大切にします。

子どもに、柴犬が単なるぬいぐるみではなく、個性を持った大切な家族であることを教えてあげましょう。

子どもと一緒に楽しめる柴犬の運動

柴犬が公園でボールをくわえている

柴犬は運動量が多いため、子どもと一緒に遊びながらエネルギーを発散しましょう。

子どもと一緒に楽しめる運動の例
  • お散歩当番を決める(親のフォロー必須)
  • 広い公園での「かけっこ」遊び
  • ロングリードを使ったボール遊び
  • おすわり、ジャンプなどの練習

柴犬は急に引っ張ることもあるため、小さな子どもだけにリードを持たせるのは危険です。お散歩当番を決める場合も、最終的なコントロールは大人が行うようにしましょう。

以下は親が気を付けたいポイントです。

  • 小さな子どもがリードを持つときは、必ず大人がサポートする
  • 無理な運動をさせず、柴犬のペースに合わせる
  • 散歩中の他の犬とのトラブルを防ぐため、距離をとる習慣をつける

子どもはいずれ一人で散歩に行くようになります。事故を防ぐために、ルート決めには細心の注意を払いましょう。

室内でも楽しめる柴犬との遊び

柴犬と飼い主がボールの引っ張り合いっこをしている

雨の日や暑い日は、室内で楽しめる遊びを取り入れて、柴犬のストレスを発散させてあげましょう。

室内でできる柴犬との遊び
  • 知育おもちゃを使ったおやつ探しゲーム
  • 紙コップを3つ使ったおやつ当てゲーム
  • トンネルや段差を使った簡単なアジリティ遊び
  • おもちゃの引っ張りっこ(※興奮しすぎに注意)

知育おもちゃは、子どもと一緒に「どこにおやつを隠したら楽しいかな?」と考えると、親子のコミュニケーションにもなります。また、トンネルや段差を使った遊びは、運動不足の解消にも効果的です。

柴犬と子どもが楽しく遊ぶための環境を整えよう

柴犬と子どもが一緒に遊ぶ時間は、柴犬にとっても、子どもにとっても貴重な経験になります。

しかし、遊びすぎは逆にストレスと疲れにもなります。適切なタイミングで休憩をとるよう声掛けしましょう。

柴犬を飼う前に知るべき大切なこと

柴犬を迎える前に、しつけや生活環境、食事の知識をしっかり持つことが大切です。しかし、実際に飼い始めてから「もっと早く知れればよかった」と感じることも多いものです。

柴犬を迎える準備や心構えについて、詳しく知りたい方は以下の記事をチェックしてみてください。

ここでは、柴犬を飼う前に知っておくべき大切なポイントを解説します。

柴犬の飼育は本だけでは難しい

柴犬を迎える前に、しつけや飼育方法を学ぶために本を読んだり、ネットで情報を集めたりする人は多いと思います。

しかし、実際に飼い始めると、本だけでは解決できないことが意外と多いものです。

特に悩みやすいポイントは以下のとおりです。

  • 留守番中に鳴く、ケージから脱走する
  • 分離不安になってしまった
  • 吠えたり、イタズラしたりする

上記のような困りごとには柴犬に合った個別的なアプローチが必要です。というのも、問題行動が起こる原因は柴犬の性格や背景、環境が複雑に絡み合っているからです。

これらの問題は簡単に解決することが難しいため、個別的な対応が求められます。

信頼できるブリーダー、またはしつけ教室では専門的なアドバイスをもらいやすいです。

簡単な疑問ほど「犬を飼っているのに、そんなことも知らないの?」と思われそうで、周囲に相談しづらいと感じることも。

ドッグフードの重要性を見落としがち

柴犬の健康にドッグフード選びは欠かせません。

しかし、飼い始めの頃は「どれを選べばいいのか分からない」という人も多いでしょう。以下はよくあるドッグフードの失敗例です。

  • 「柴犬専用」と書かれているから安心だと思った
  • 体調不良の原因がドッグフードだと気づかなかった
  • ストレスが原因だと誤解し、さらにフードを変えて悪化した

柴犬は個体差があり、合わないフードを与えると消化不良や皮膚トラブルを起こすことがあります。

事前にどんな成分が柴犬に適しているのかを学び、愛犬に合ったフードを選ぶ意識を持つことが大切です。

値段が高いから…と安易に低価格・低品質のフードに変えないようにしましょう。

相談先を準備しよう

柴犬を飼う前にしっかりと情報収集をしていても、実際は予想外のことが起こるのは避けられません。

身近に相談できる相手を見つけることも大切です。

迎える前に準備できればベスト
  • 信頼できるブリーダーや獣医師を見つける
  • ドッグフードの成分や選び方について調べる
  • 柴犬のしつけや健康管理について、複数の情報源から学ぶ

「準備万端!」と思っていても、実際に迎えてみると分からないことが必ず出てきます。

大切なのは、困ったときに適切なアドバイスをもらえる環境を整えておくことです。

家族全員が納得できる柴犬との暮らしを

柴犬が飼い主の指を甘噛みしている

柴犬を室内で飼うことは、家族との絆を深め、笑顔あふれる毎日を過ごすステキな選択です。

しかし、抜け毛や運動量の多さ、しつけの難しさなど、事前に知っておくべきポイントも多くあります。

この記事のポイントは以下のとおりです。

  • 柴犬の室内飼いにはメリット・デメリットがある(家族で話し合いが必要)
  • 快適な環境づくりがカギ(滑りにくい床や抜け毛対策が大切)
  • 抜け毛・アレルギー・臭い対策を事前に考える
  • 子どもとの遊び方・接し方を工夫することで、良い関係が築ける
  • しつけや食事の知識を持ち、困ったときに相談できる環境を整える

私自身、柴犬を迎えてから「こうしておけばよかった」と感じることがたくさんありました。特にドッグフードの重要性や、抜け毛の実情はもっと詳しく知りたかったポイントです。

「柴犬を家族に迎えたいけれど、不安もある…」という方は、まず家族でしっかり話し合い、環境やルールを整えることから始めてみてください。

そして実際に飼い始めた後も、情報をアップデートしながら、愛犬と最適な暮らしを見つけていきましょう!

これからも、柴犬との暮らしをより良くするヒントを発信していきます。ぜひ他の記事もチェックしてみてくださいね。

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この記事を書いた人

30代男性の大阪人。
柴犬初心者向けに役立つ情報を発信中。

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