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柴犬を飼う前に必要なもの6選&便利グッズ29種【チェックリスト】

  • 柴犬を飼う準備を始めたけれど、何を揃えればいいの?
  • とりあえず必要なものは買ったけど、他にあったほうがいいものは?
  • ペットショップのリストを見たけど、どれが本当に必要なの?

初めての柴犬を迎える準備をすすめていると、「なにが必要なんだろう?」と悩んでしまうことがありますよね。

いろいろ必要なものがあるけど、いきなり全部をそろえる必要はありません

まずは必須のアイテムを揃えて、そのあとは徐々にそろえればOK!

 本記事では、柴犬の飼育に必要なアイテムを初心者の方に分かりやすく 「優先度別×状況別」 に整理してご紹介します。

  • 揃えるべき必須アイテム6選
  • おうちでの生活に必要なもの
  • ワクチン後に必要なお散歩グッズ
  • 生活をもっと快適にする+αのアイテム

私自身、柴犬を迎える際に「これ、本当に必要?」と悩んだ経験があります。実際に使ってみて「これはあって良かった!」というアイテムも多数。

その経験をもとに、「本当に必要なもの」と「後から揃えても良いもの」を分かりやすく解説 します!

この記事を読めば、柴犬を迎えるために「何を揃えるべきか?」がスッキリ分かります!無駄な買い物をせず、柴犬との楽しい生活をスタートさせましょう!

タップできるもくじ

まずはこれを揃えよう!必要なもの6選

ケージ・トイレシート・食器・おもちゃ・ドッグフード・スリッカーブラシのイラスト

柴犬を迎える前に必要なものは以下の6つです。

  • ケージ・サークル
  • トイレシート・トレー
  • 食器(ごはん・水)
  • ドッグフード
  • おもちゃ
  • ブラシ

お迎えをした当日から必要になるものをまとめました。「あれ?リードは?」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、リードはお散歩を始める直前でOKです。リードの選び方はリード&ハーネスでご紹介。

ケージ・サークル|安心できる居場所を作ろう

柴犬がケージの中で座っている

柴犬を迎えるときに最初に必要なもの。ひとつめはケージ・サークルです。

「室内フリーを検討している!」という方も、最初はケージを購入することをオススメします。その理由は以下のような役割があるから。

  • 柴犬にとっての安心できる場所になる
  • しつけ(トイレ・お留守番)のトレーニングに役立つ
  • 家具の破壊や誤飲を防ぐ

柴犬は広い室内だと、危険なところに行ったり、誤飲したり、どうしていいか分からずに鳴いたりします。

ケージを設置するメリットはたくさんあるので、特別な事情がない限りは用意するようにしましょう。

柴犬の室内飼いは後悔する?メリット・デメリットを比較!

トイレはケージの中? or 別で用意する?

柴犬は一般的にキレイ好きのため、寝る場所のちかくで排泄をしない傾向があります。

そのため、トイレ成功の秘訣はケージとトイレを分けてしまうこと。

以下はケージの中と外にトイレを置いた場合の比較表です。

ケージの種類メリットデメリット
ケージの中にトイレありトイレを覚えやすい・小スペースで済む清潔を好むので排泄をしないことも・トイレにイタズラすることも・成犬になると狭く感じる
ケージの外にトイレありケージを広く使える / しつけ的に最適トイレの場所を理解することが難しい・部屋のスペースを使う

結論:「ケージの外にサークルで囲ったトイレ」が排泄しやすい!

ポイント
  • トイレが寝室と離れている
  • トイレの場所がサークルの中で明確。(サークルは小さめの方がいい)
  • 子犬は「ケージの中にトイレあり」でも問題ない。

柴犬は外での排泄を好む犬種ですが、環境を整えたうえでしつけを行うと成功確率がアップします!

トイレシート・トレー|トイレトレーニングに必須

柴犬を迎えたその日からトイレトレーニングを始めましょう。トイレシーツだけだと動いたり、かじられたりする原因となります。そのためトイレトレーの活用することをオススメします。

トイレトレーの選び方

レギュラーサイズ or ワイドサイズ

サイズが大きい方が失敗しにくい

フチ付きタイプ

足を引っ掛けて汚れにくい

メッシュ付きタイプ

シートを噛んでボロボロにする子犬向け

メッシュ付きタイプやフチ付きのものは、お留守番の際にイタズラされやすいです。

できるだけ頑丈なトイレトレーがオススメ。

私の柴犬もお留守番のたびにトイレトレーからトイレシートをはがしてイタズラしていました。
一番効果があった方法はストレスや不安を減らすこと。散歩や遊びをしっかりとさせて、留守番中はグッスリ眠れる環境にしてあげると、落ち着いて過ごすことができてトラブルが減りました。

トイレトレーニングのポイント

  1. 分かりやすい場所に設置する
  2. タイミングごとに連れて行く
  3. 成功したらすぐに褒める(ご褒美)
  4. 失敗しても怒らず、静かに片付ける

柴犬は外で排泄を好む犬種ですが、雨の日や散歩が難しい日も出てきます。

そんなときは自宅で排泄ができると助かります。自宅で排泄の習慣をつけましょう。

食器(ごはん・水)|食べやすくて清潔なものを選ぶ

柴犬がフードボールでフードを食べている

ドッグフードと水用を用意しましょう。オススメの食器は陶器製です。食器の種類と特徴は以下の表を参考にしてください。

素材メリットデメリット
ステンレス軽くて丈夫、衛生的動きやすい
陶器重みがあり安定、デザインが豊富割れることがある
プラスチック軽くて安価噛んでイタズラすることがある。雑菌が繁殖しやすい

食器選びのポイント

  • 滑りにくいもの(ステンレス or 陶器)
  • 高さのあるもの(フードが食べやすい)
  • 洗いやすく、衛生的なもの

どれを選べば分からないという場合は、長く使える陶器製をオススメします

私はステンレス製を購入しましたが、見た目が「犬」って感じで失敗したと思いました。

意外とデザインも重要です。

ドッグフード|柴犬に合ったフードを準備しよう

パックにつめたドッグフードが並んでいる

毎日食べるものだから、ドッグフードは慎重に選びましょう

子犬期は購入元で食べていたものを引き継ぐのが基本ですが、体に合っていなさそうなら、交換を検討してみてください。

ドッグフードの選び方

  • 総合栄養食を選ぶ
  • ドライフードを選ぶ
  • 子犬期は成犬用を与えない
  • 穀物不使用も検討する

ドッグフードは総合栄養食と療法食・その他の種類があります。ここでは総合栄養食を選びましょう。

ドライフードとはいわゆる「カリカリ」のドッグフードのこと。反対のウェットフードは水分量が多いので、普段は噛み応えのあるドライフードを与えてください。

子犬期は消化器官が未熟なので、子犬期用か全年齢用のドッグフードが必要です。

クッキーなどの柔らかいおやつは生後3ヵ月から。ガムやジャーキーなどの硬いおやつは生後6ヵ月以降が目安です。

原材料に含まれている穀物は消化がしにくく、おなかを壊しやすいです。下痢っぽい、色が悪い、元気がないなどは体調不良のサイン。そんなときはドッグフードを見直すことを検討してみましょう。

おもちゃ|ストレス発散&しつけにも役立つ

柴犬のおもちゃ

柴犬は活発な犬種のため、自宅に来たその日からストレス発散のためにおもちゃは必須です。

おもちゃの種類役割
噛めるおもちゃストレス発散・歯の健康維持
小さめのボール運動不足解消、くわえられる大きさのもの
知育おもちゃ頭を使う遊びで、しつけにも◎

まずはロープ系のおもちゃと、ボール系のおもちゃを一つずつ用意しましょう。子犬期は疲れ果てるまで遊びこんでしまうので、適度にセーブしながら遊んであげてください。

ブラシ|用途で使いわける

左からファーミネーター、スリッカーブラシ、ピンブラシの順で並んでいる
左からファーミネーター・スリッカーブラシ・ピンブラシ

柴犬はダブルコートのため、換毛期には大量の毛が抜けます

毛のお手入れに適したブラシを使うことで、抜け毛を効果的に取り除き、健康な毛を保つことができます。

以下の4種類のブラシを比較し、それぞれのメリット・デメリットを表にまとめました。

ブラシの種類メリットデメリット
スリッカーブラシ・もつれや毛玉を解消できる・マッサージ効果がある・強く使うと皮膚を傷つけることがある・ブラシの手入れが必要
コーム(櫛)・毛を整える仕上げ用・抜け毛や細かいゴミを取り除ける・・抜け毛取りには不向き
ピンブラシ・毛の流れを整えるのに便利・使いやすく、初心者向け・抜け毛を取り除く効果は低め・換毛期の抜け毛処理には不向き
ファーミネーター・初心者にも扱いやすい・効率よく毛が取れる・毛を取りすぎる恐れ・価格がやや高め

ブラシの使い分けのポイント

  • 普段は「ピンブラシ+コーム」がおすすめ(毛並みを整え、細かいゴミを除去)。
  • 数日に一度は「スリッカーブラシ」or「ファーミネーター」で抜け毛を取る。
  • ブラシを使う際は、優しく丁寧に行い、皮膚を傷つけないように注意。
  • 「ファーミネーター」はいくらでも毛が取れるので、使い過ぎに注意。

柴犬の被毛ケアには、用途に合わせてブラシを使い分けることが大切です。

それぞれの特徴を理解し、愛犬に合ったブラシを選びましょう。

おうちの生活に必要なもの

おうちの環境を整えると、柴犬との暮らしが快適になります。

トラブル防止のため、子犬期は特に安全対策をしっかりと取り入れましょう。

ペットゲート|柴犬の安全を確保する

ペットゲート
扉は前後どちらにも開くタイプ

柴犬は家の中を自由に動き回ることが大好きです。

しかし、自宅にはキッチンや玄関、階段などの危険な場所がたくさんありますよね。

そんなときはペットゲートを設置して侵入を防ぎましょう。

ペットゲートの主な用途

  • キッチンや階段などの危険な場所への侵入を防ぐ
  • トイレトレーニング中の移動範囲を制限し、失敗を減らす
  • 来客時の飛びつき防止や、玄関からの飛び出し対策になる

ペットゲートを選ぶポイント

  • 設置場所の幅に対応したサイズを選ぶ
  • 固定式と突っ張り式の違いがある(突っ張り式が便利)
  • 高さがあるものを選び、飛び越えられないようにする

フロアマット・滑り止めワックス|足腰の負担を減らす

柴犬は室内飼いに向いていますが、フローリングは滑りやすく、足腰に負担がかかりやすいです。

特に、子犬やシニア犬は関節への負担が大きいので、対策が必要です。

滑り止め対策はフロアマットか滑りにくいワックスを検討しましょう。

フロアマットはヨガマットのようなもの、子どもがよく使うジョイントマットなどがあり、衝撃を吸収してくれます。

滑りにくいワックスは手間がかかりますが、床の手入れにもなりますよ。

我が家は傷がつきにくくなるワックスとジョイントマットを併用しています。柴犬は散歩終わりに部屋で走り回ったりするので、フロアマットタイプがオススメです。

抜け毛対策のポイント

柴犬はダブルコートのため、特に春と秋の換毛期には大量の毛が抜けます

適切な対策をしておくことで、掃除の手間を減らし、快適な環境を維持できます。

抜け毛対策
  • 換毛期は毎日ブラッシングを行い、抜け毛を取り除く
  • 定期的なシャンプーで抜け毛を落とす
  • ペット専用の空気清浄機を使って、空気をきれいにする
  • 掃除機は軽量コードレスで掃除をラクにする

抜け毛を使って柴犬の分身を作り出すクリエイティブなユーザーもいます。

換毛期は掃除が大変ですが、工夫して対策しましょう。

ワクチン後に揃えるお散歩グッズ

柴犬が散歩中にふせている

柴犬は運動量が多く、毎日の散歩が欠かせません。

しかし、ワクチン接種が完了するまでは外に出ることができないため、散歩グッズはワクチン接種に目途がついてからでOK

ここでは、柴犬の散歩に必要なアイテムと選び方を紹介します。

  • リード&ハーネス
  • うんち袋・消臭袋
  • 給水ボトル(散歩用)
  • 懐中電灯&犬用蛍光ライト
  • 犬用の服(寒い日)
  • レインコート

リード&首輪・ハーネス|安全な散歩のために

犬が着けるリードと首輪
リード・首輪
犬が着けるハーネス
ハーネス

リードとハーネスはお散歩デビューが始まる前、家の中で練習を始めるタイミングくらいには購入しておきましょう。

柴犬の散歩には、リードとハーネス(または首輪)が必須です。

スクロールできます
製品特徴向いている犬
首輪
首輪
首に直接つける
飼い主の意思を伝えやすい
首への負担がある
しつけを重視したい
犬用のハーネス
ハーネス
胴体に装着する
首への負担が少ない
暴れると抜ける可能性
ひっぱりグセがある
首輪とハーネスの比較

最近のハーネスや首輪はかわいいものがたくさんあるので、ぜひお気に入りの一本を見つけてください。

リードは消耗しやすいため、一年おきに交換するくらいが目安です。リードの選び方は以下を参考にしてください。

  • 長さは1.2m前後が使いやすい
  • 持ち手にクッション性があると、手が痛くなりにくい
  • 柴犬は力が強いため、丈夫なものを選ぶ
  • 伸縮リードは散歩に不向き

伸縮リードはひもが細いので、グイっと引っ張られる感が強く、腕が疲れやすいです。

また伸縮する切り替えスイッチが壊れて突然伸びる危険も。公園や広場などの危険が少ない場所で使用しましょう。

うんち袋・消臭袋|外出時のマナー対策

うんち袋
直接うんちを拾う袋
消臭袋
うんち袋を入れる消臭袋

柴犬の散歩は排泄物の持ち帰りが必須です。

消臭袋を用意しておくと、臭い移りを気にしなくてすみますよ。

消臭袋を忘れてしまうと、バッグの中がとんでもない臭いになってしまいます……

赤ちゃん界隈ではパン袋も臭いがしないと人気です。

給水ボトル(散歩用)|散歩中の水分補給を忘れずに

柴犬が給水ボトルで水を飲んでいる

柴犬は運動量が多いため、散歩中の水分補給が大切です。

特に暑い時期は、こまめに水を飲ませることで熱中症の予防になります。給水ボトルの選び方は以下のとおりです。

  • ワンタッチで水が出せるタイプが便利
  • 軽量で持ち運びしやすいサイズを選ぶ
  • 水漏れしにくい構造のものを選ぶ

ペットボトルのフタに取り付けるものが手軽でオススメです。

キャップ部分が壊れやすいので、水漏れには注意してください。

夏は暑いのでこまめに、冬は乾燥しているので適度に水分をあげましょう。

夏場の散歩は地面の温度が重要。手で触れて熱いと感じたら火傷するので、時間をずらしましょう。

懐中電灯&犬用蛍光ライト|夜の散歩時の安全対策

夜の散歩は、車や自転車から見えにくいため、安全対策を心がけましょう。以下の安全対策アイテムを検討してください。

  • 犬用蛍光ライト:首輪やハーネスにつけるLEDライト
  • 反射材付きリード:暗い場所でも視認性が高く、安全性を向上
  • 懐中電灯:足元を照らし、障害物を避けやすくする

ドライバーが飼い主と犬を視認するのには一瞬の時間がかかります。事故にならないよう、視認性のものを身に付けましょう。

犬用の服(寒い日)|冬の寒さから守る

柴犬が公園でふせて休憩している

おうちの暖かい環境に慣れてしまうと、外との温度差に体を壊しやすくなります

特に冷え込みが厳しい日や雪の日は服を着せることを検討してみてください。防寒対策が必要なタイミングは以下のとおり。

  • 気温が5℃以下になる日
  • 冷たい風が強く吹いているとき
  • シニア犬や体力のない柴犬

犬用の服は通気性がよく、動きやすい素材を選びましょう。

お腹が冷えやすいので、しっかり覆えるデザインがオススメ。

防水加工があると雨の日の冷え対策にもなります。

外飼いでも、真冬の寒さは凍えます。寒い日は家に入れてあげる、小屋を用意する、毛布を用意するなど、対策が必要です。

レインコート|雨の日でも快適に散歩するために

雨具を着た柴犬

雨の日でも散歩に行く場合、レインコートがあると便利です。レインコートのメリットは以下のとおり。

  • 体が濡れるのを防ぎ、風邪予防になる
  • 雨の日の散歩後の手入れが楽になる
  • 泥はねを防ぎ、室内が汚れにくくなる

レインコートの選び方は以下のとおりです。

  • 足元までカバーできるタイプが泥はね防止に効果的
  • 動きやすく、軽量な素材を選ぶ
  • 着脱が簡単なマジックテープ式が便利

レインコート特有のシャカシャカとした着心地が苦手な柴犬は多いです。試着してみて着心地のよさそうなものを選んであげましょう。

健康管理&お手入れに必要なもの

柴犬用の歯磨き・シャンプータオル・耳掃除シート・ケトリーナ・歯磨きシート・肉球クリーム・爪切りが並んでいる

柴犬は抜け毛が多く、皮膚トラブルを起こしやすい傾向があります。

しかし、すべてのケアを自宅で行う必要はありません

シャンプーをペットサロンにお願いすると、爪切り・耳掃除・歯磨きなどのケアも一緒にやってくれることがほとんどです

自分でのお手入れに不安がある場合は、サロンを活用するのもオススメです。

ここでは以下の6つのお手入れグッズを順に解説します。

  • 爪切り
  • シャンプー&タオル
  • 使い捨て歯磨きシート
  • 耳掃除グッズ
  • 手足の保護クリーム

自宅でできるお手入れ方法や、サロンと使い分けるポイントもあわせて紹介します。

爪切り|歩きやすさとケガ防止

柴犬用のギロチン型爪切り
ギロチン型の爪切り

柴犬の爪は散歩で削れることもありますが、完全には削れません。

伸びすぎると歩きにくくなり、家具や床を傷つけることもあるため、月一回を目安に切ってあげましょう

爪が伸びすぎているサイン

  • フローリングを歩くと「カチャカチャ」と音がする
  • 地面に爪が当たり、歩き方が不自然になっている
  • 爪が巻き込み、肉球に食い込みそうになっている

爪切りの選び方

タイプ特徴おすすめの犬
ギロチンタイプ挟んで切る構造で初心者向け小型犬・慣れていない人向け
ニッパータイプ刃先が鋭く、硬い爪も切りやすい成犬・爪が硬い犬向け

自分で切るのが不安な場合は?

初めての爪切りはどこまで切っていいのか分からず不安ですよね。

ペットサロンでは、シャンプーと一緒に爪切りをしてくれることがほとんどです。

単品の場合は500~1000円程度の料金ですが、慣れていない場合はプロに任せるのがオススメです。

ペットサロンで切った爪を見ているうちに、長さの目安が分かって自宅でも少しずつケアできるようになります。

シャンプー&タオル|皮膚トラブルを防ぐために

お風呂用のシャンプー
毎日使えるシャンプータオル

柴犬は皮膚が敏感な犬種のため、頻度とシャンプー選びが重要です。

シャンプーの頻度

  • 基本は月に1回程度(汚れが気になる場合は部分洗いで対応)
  • 換毛期は毛の抜けを促すために回数を増やしてもOK
  • シャンプーのし過ぎは乾燥や皮膚トラブルの原因に

シャンプーの選び方

選び方のポイント理由
低刺激タイプを選ぶ柴犬の皮膚は敏感で、強い洗浄成分が合わないことがある
泡立ちが良いもの泡立ちが悪いと、しっかり洗えず、すすぎ残しの原因になる
消臭・保湿成分入り乾燥しすぎず、皮膚トラブルを防ぐ

サロンと自宅の使い分け

方法メリットデメリット
自宅でシャンプー低コスト・いつでもできる労力がかかる(2時間程度)
ペットサロン爪切り・耳掃除もセットでやってくれる費用がかかる(3000~6000円程度

シャンプーは手早く終わらせたいですが、キレイな泡を作るのに多少コツが必要。

写真のような専用の泡だて器があるとササっと泡が作れます。

犬用のシャンプー泡立て器
液体シャンプーを泡にしてくれるスグレモノ

使い捨て歯磨きシート|簡単にできるデンタルケア

犬用歯磨きシート

柴犬は歯石がつきやすく、口臭や歯周病を防ぐために歯磨きを積極的に行う必要があります

歯磨きの方法メリットデメリット
歯ブラシ磨き残しが少なく、しっかりケアできる犬が慣れるまで時間がかかる・少しコツがいる
歯磨きシート手軽に拭き取れるため、初心者向け奥歯の細かい部分は磨きにくい
デンタルガム噛むだけである程度の歯垢が取れる磨き残しが出やすい

まずは手軽な方法から始めて、慣れてきたら歯ブラシに移行するのも◎

うちの柴犬も最初は嫌がっていましたが、味付きの歯磨きシートは大好きでした。徐々に慣れて今では通常の歯ブラシでできるので、少しずつステップアップするのがオススメ。

耳掃除グッズ|手入れしないとカビ生えます

犬用耳掃除シート

柴犬の耳掃除も健康には欠かせません。

長期間掃除をしないと、垢が溜まったり、カビが生えたりする原因となります。

しっかり汚れを取りたいときは洗浄液を使用し、日ごろは耳掃除シートを使用すると習慣化しやすいです。

洗浄液を使った耳掃除
  • 耳の穴に洗浄液をたっぷり入れる
  • なじませるようにマッサージをする
  • 首を振らせて洗浄液を出す
  • コットンで優しく汚れをふき取る

商品ごとに多少方法が違う可能性があります。詳しくは取扱説明書を確認してください。

「においが異常」「気になることがある」場合は獣医に診察してもらいましょう。

手足の保護クリーム|気づけばガサガサに

犬用肉球保護クリーム
うちの柴犬は舐めまくるので固形タイプ

手足の保護クリームは乾燥やひび割れから守るために重要です。

保護クリームの種類と特徴は以下を参考にしてください。

「クリームタイプ」

サラリとした塗り心地で、広範囲に塗れる

「固形タイプ」

伸びにくいが、保湿効果が高い

「スティックタイプ」

直接塗れて手が汚れない

防災バッグ|災害時に備えるグッズ

地震や台風などの非常時に備えて、柴犬用の防災バッグがあれば安心です

柴犬は環境の変化に敏感のため、食べ慣れたフードや普段使っているアイテムを用意しましょう。

ここでは、柴犬の防災対策として最低限揃えておきたい6つのアイテムを紹介します。

  • クレート
  • フード・水
  • 簡易トイレ
  • 迷子札&マイクロチップ
  • ペット用救急セット
  • 毛布・ブランケット

クレート|安全な移動に

避難時には、柴犬を安全に運ぶためのクレートが必要です。

避難所ではペットをクレートに入れることが条件の場合が多いため、必ず準備しておきましょう。

クレートの選び方ポイント
サイズ柴犬が中で方向転換できる大きさがベスト
素材プラスチック製は丈夫で軽量、布製は持ち運びやすいが耐久性に劣る
通気性側面がメッシュになっていると換気しやすく、暑い時期も安心

普段はあまり使うことがないかもしれませんが、いざというときには必要です。

フード・水(数日分)|非常時のために備蓄を

パック詰めされたドッグフード

災害時は物流がストップし、ペットフードや飲み水の確保が難しくなります。

柴犬の体調を守るためにも、1週間~1ヵ月のフードと水を備蓄しておきましょう。

備蓄するもの方法
ドッグフードいつものフードを小分けにしておく
飲み水(ペットボトル or 長期保存水)1日500ml~1L必要。人間用の備蓄と一緒に管理すると便利
ウェットフード水分補給の代わりにもなり、食欲が落ちたときの対策にも◎

ドッグフードはいつものものでOK。ジップロックに入れて用意しておきましょう。

防災用を食べる、また小分けにする、を繰り返すと負担なく備蓄ができます。

ペットシーツ・ブラシ|周囲への配慮

避難所では犬専用のトイレがないことが多いため、ペットシーツを用意しておく必要があります。

10枚以上まとめて用意しておく、消臭袋を用意してバッグに入れておきましょう。

柴犬のブラシも忘れずにバッグへ入れておいてくださいね。

迷子札&マイクロチップ|万が一の備えとして

災害時、柴犬が驚いてパニックになり、リードが外れて迷子になるケースが多く報告されています。

万が一に備えて、迷子対策をしておきましょう。迷子対策として準備するものは以下のとおりです。

  • 迷子札(首輪やハーネスに装着):名前・飼い主の連絡先を記載
  • マイクロチップ(獣医で装着可能):迷子になっても身元確認ができる
appleのAirTagが現代の見守りセンサーとして役立つかも?

AirTagは持ち物につけると位置情報が共有できます。

  • iPhoneと連携できる
  • 音が鳴る
  • 移動中は正確な場所が不明

ペット用救急セット|ケガや病気の応急処置に

災害時は動物病院が休業している可能性があるため、応急処置用の救急セットを準備しておくと安心です。

ペット用救急セットの中身
  • 消毒液(傷口を清潔に保つため)
  • 包帯&ガーゼ(ケガをしたときの応急処置用)
  • ピンセット(ガラス片や異物の除去に)
  • 常備薬(持病がある場合)

持病を持っている愛犬は薬が必須です。

災害時は薬の供給に時間がかかるので、お医者さんにも相談しておくことをオススメします。

救急セットは緊急時の備えだけでなく、普段からケガをしたときにも使えます。

毛布・ブランケット|寒さ対策に役立つ

避難所は冷暖房が完備されていないことが多く、冬場は特に寒さ対策が必要です。下記のものを準備しておくと便利です。

  • 毛布(柴犬の寝床として活用できる)
  • アルミ保温シート(軽量で持ち運びしやすい)
  • 使い捨てカイロ(直接当てず、毛布の外側に使用)

あれば便利!+αのアイテム

ここまで紹介した必須アイテムに加えて、柴犬との暮らしをより快適にするための便利グッズをご紹介。

必須ではないものの、実際に使ってみると「これはあってよかった!」と感じるアイテムばかりです。

ここでは、お留守番・お手入れ・防臭・掃除に役立つ+αの便利アイテムを紹介します。

ペットカメラ|お留守番中の見守りに

ペットカメラ

柴犬はお留守番が比較的得意ですが、長時間になると不安を感じることもあります。

外出中でも確認できるペットカメラを設置すると、お留守番中の柴犬の行動をチェックできて安心です。

ペットカメラの機能

  • リアルタイムで映像を確認できる(スマホ連携可)
  • スピーカー機能付きなら、声をかけて安心させられる
  • 首振り、音声&動作検知、暗視モードなど、多彩な機能がある
  • アプリで複数のカメラをまとめて見られるモデルもある。

ペットカメラが役立つシチュエーション

  • 外出中、柴犬がどこで寝ているか確認したい
  • 留守番中の問題行動(吠える・いたずら)をチェックしたい
  • 高齢の柴犬の健康管理として、動きを確認したい

最近のペットカメラはスマートフォンと連動するタイプが多く普及しています。

1万円以下の安価なものが多いのもおすすめポイント。

アプリを使えば家族全員がいつでも見られるのも大きなメリットです。

分離不安症が激しかったころ、ペットカメラで声をかけると安心したのか眠ることが多かったです。

消臭スプレー&空気清浄機|柴犬特有のニオイ対策

空気清浄機

柴犬は体臭が少ない犬種ですが、部屋にいる時間が長くなると、ニオイがこもりがちになります。

犬特有のニオイが気になるときは、消臭グッズを活用するのがおすすめです。

消臭スプレーの活用方法

  • ソファやカーペットに吹きかけて、ニオイ対策
  • ケージやトイレ周りの消臭&除菌に使う
  • お出かけ前後に、ハーネスやリードのニオイ対策として活用

空気清浄機のメリット

  • 犬の毛やホコリ、ニオイをしっかり除去できる
  • 換毛期に毛が舞うのを軽減し、掃除の負担を減らす
  • 柴犬のアレルギー対策としても有効

リセッシュやファブリーズで十分効果があります

軽量コードレス掃除機|毎日の掃除をラクにする

柴犬はダブルコートの犬種のため、換毛期には大量の毛が抜けます

掃除の手間を減らすために、手軽に使える掃除機を用意しておくと便利です。

コードレス掃除機のメリット

  • 軽量&コードレスなので、手軽に掃除ができる
  • 狭い場所やソファの隙間など、細かい部分も掃除しやすい
  • パワフルな吸引力で、カーペットや布製品の毛もしっかり取れる

選び方のポイント

  • 軽量モデルを選ぶと、こまめに掃除しやすい
  • ペットの毛に特化した吸引力の強いタイプを選ぶ
  • ダストカップが水洗いできると、衛生的に使える

吸引力の強いコードレス掃除機は「ダイソン」「シャーク」「パナソニック」

まとめ|柴犬を迎える前に必要なものを揃えよう

柴犬を迎える前に必要なものをしっかり準備すると、スムーズに新しい生活をスタートできます。

初めて柴犬を飼う場合は、優先順位を意識して必要なものから揃えていくのがポイントです。

柴犬を迎えるためのチェックリスト

以下のリストを参考に、必要なものを確認しながら準備を進めてみましょう。

必須アイテム(優先度:高

アイテム目的・理由
ケージ or サークル柴犬の安心できる居場所を作る
トイレシート&トレートイレトレーニングに必要
食器(ごはん・水)安全で使いやすいものを選ぶ
おもちゃストレス発散や噛み癖対策
ドッグフード栄養バランスが整ったドッグフードを
ブラシ抜け毛対策と被毛のケアに必要

あった方がいいアイテム(優先度:中

アイテム目的・理由
ペットゲート侵入禁止エリアを作り、安全確保
ジョイントマットフローリングの滑り防止&防音対策
爪切り定期的な爪のケアが必要
シャンプー&タオル皮膚を清潔に保つために必要
歯磨きシート or 歯ブラシ口腔ケアで歯周病予防
耳掃除グッズ立ち耳の柴犬でも耳垢がたまりやすい
手足の保護クリーム肉球のひび割れや乾燥防止

お散歩・外出用アイテム(優先度:中

アイテム目的・理由
リード&ハーネス散歩時の安全確保
うんち袋&消臭袋排泄物の持ち帰り対策
給水ボトル(散歩用)散歩中の水分補給
懐中電灯&犬用蛍光ライト夜の散歩の安全対策
レインコート雨の日の散歩対策

防災・緊急時用アイテム(優先度:中

アイテム目的・理由
クレート(キャリーケース)避難時や移動時の安全確保
備蓄用フード&水災害時に備えた非常食
ペットシーツ(多めに)避難所や緊急時のトイレ対策
迷子札&マイクロチップ万が一迷子になったときの身元確認
ペット用救急セット怪我や体調不良の応急処置

あると便利なアイテム(優先度:低)

アイテム目的・理由
ペットカメラお留守番中の見守りに役立つ
空気清浄機&消臭スプレー抜け毛&ニオイ対策
軽量コードレス掃除機抜け毛掃除を簡単にする

柴犬との生活をより快適にするために

柴犬との暮らしを快適にするためには、必要なものを事前に準備し、環境を整えておくことが大切です。

この記事のポイント
  • まずは必須アイテムを揃え、柴犬を迎える準備を整える
  • お散歩グッズやケア用品を準備し、健康的な生活をサポート
  • 防災グッズを用意し、緊急時に備える
  • +αの便利アイテムを活用し、より快適な暮らしを目指す

柴犬は愛情深く、飼い主との信頼関係を大切にする犬種です。

環境を整え、しっかりとした準備をすることで、より楽しく充実した柴犬ライフを送ることができます。

私の中で一番生活が変わったものは空気清浄機です。部屋のにおいがほとんどしなくなって、家族や友人を気兼ねなく呼ぶことができるようになりました。友人たちからも「犬のにおいがしないね」と好評です。

これから柴犬を迎える方も、すでに柴犬と暮らしている方も、この記事が少しでも役に立てば嬉しいです。

「こんなアイテムもおすすめ!」など、柴犬との暮らしの工夫があれば、ぜひコメントで教えてくださいね。

これからも、柴犬との暮らしをより良くするヒントを発信していきます。ぜひ他の記事もチェックしてみてくださいね。

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この記事を書いた人

30代男性の大阪人。
柴犬初心者向けに役立つ情報を発信中。

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